日産、米工場でホンダ車生産へ!関税問題後、再び協力関係へ動き出す?

2025-07-11
日産、米工場でホンダ車生産へ!関税問題後、再び協力関係へ動き出す?
朝日新聞

日産とホンダ、米国で再び協力体制へ?

日産自動車とホンダが、米国での協業を再検討していることが明らかになりました。昨年短期間で破談となった経営統合協議からわずか数か月で、日産が米国工場でホンダ向けの大型車を生産し供給するという新たな動きが浮上しています。

関税問題が再協業の背景か

両社の関係が悪化した要因の一つとなったのは、かつてのトランプ政権下で強化された関税政策です。厳しい経営環境が続く中、両社は再び協力することでコスト削減や効率化を図ろうとしていると考えられます。特に、米国市場における競争激化と関税負担の増大は、両社にとって大きな課題となっています。

具体的な生産計画は?

関係者によると、日産が生産する大型車は、ホンダに供給される予定です。具体的な車種や生産規模については、まだ正式な発表はありませんが、両社は詳細な協議を進めている模様です。この提携が実現すれば、日産にとっては生産能力の有効活用につながり、ホンダにとっては米国市場での競争力強化に貢献する可能性があります。

過去の経営統合協議の破談と今

昨年12月に始まった両社の経営統合協議は、わずか2か月で破談となりました。統合後の経営体制や戦略の違いなどが主な理由として挙げられています。しかし、今回の協業検討は、経営統合とは異なり、より柔軟な協力関係を築くことを目指していると考えられます。

今後の展望

今回の提携が実現すれば、自動車業界におけるサプライチェーンの再編や、グローバル競争における新たな戦略が生まれる可能性があります。両社の動向から目が離せません。今後の正式発表と、具体的な協業内容に注目が集まります。

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