伊東市長・田久保真紀氏、学歴詐称問題で市職員に謝罪!東洋大は卒業証書授与なしを明確に

2025-07-08
伊東市長・田久保真紀氏、学歴詐称問題で市職員に謝罪!東洋大は卒業証書授与なしを明確に
デイリースポーツ

静岡県伊東市の田久保真紀市長(55歳)は、学歴詐称疑惑が浮上し、早期辞任を発表後、8日に市役所内で市職員に謝罪を行いました。問題が発覚した今月2日以降、市への苦情の電話が1150件を超えたとのことです。

田久保市長は東洋大学を除籍処分になった事実を認めつつも、7日の会見では「自身が所持する卒業証書は本物だと思っている」と発言しました。しかし、東洋大学はデイリースポーツの取材に対し、除籍された学生への卒業証書授与はありえないと明確に回答しています。

問題の発端と混乱

田久保市長はこれまで、東洋大学社会学部卒業と公表していました。しかし、大学への問い合わせにより、実際には除籍処分になっていたことが判明。学歴詐称疑惑が表面化し、市民からの信頼を大きく損なう事態となりました。

市長の謝罪会見では、卒業証書に関する発言が混乱を招きました。本物だと信じているという主張と、大学側の「除籍学生への卒業証書授与はありえない」という回答との間に矛盾が生じ、さらなる疑惑を深めることになりました。

市の対応と今後の見通し

伊東市は、今回の問題を受け、市長の早期辞任を求めるとともに、市民への丁寧な説明責任を強調しています。苦情の電話が相次ぐ中、市職員は市長の行動に困惑し、市民からの信頼回復が急務となっています。

今回の事件は、公人としての責任の重さを改めて認識させるものであり、今後の政治や行政における倫理観の重要性が問われています。田久保市長の今後の動向と、伊東市の混乱からの脱却に注目が集まります。

東洋大学からの公式コメント

東洋大学広報部は、今回の件に関して「除籍処分を受けた学生への卒業証書授与は、大学の規定上、一切ありません。今回の報道に基づき、事実関係を確認しました結果、田久保氏が除籍処分となっていることは事実です。」とコメントを発表しています。

おすすめ
おすすめ