博報堂 × CJ ENM、オーディション番組制作で初タッグ!K-POP育成と革新的マーケティング戦略に注目

2025-08-19
博報堂 × CJ ENM、オーディション番組制作で初タッグ!K-POP育成と革新的マーケティング戦略に注目
日本経済新聞

博報堂が、韓国の大手エンターテインメント企業CJ ENMと合弁会社「Chapter-I(チャプターアイ)」を設立し、日本のエンタメ業界に新たな風を吹き込みました。この提携は、単なる合弁会社設立にとどまらず、K-POPアーティストの育成、革新的なコンテンツ開発、そして生活者データに基づいたマーケティング戦略という、多岐にわたる分野での協業を目指すものです。

CJ ENMとは?

CJ ENMといえば、映画「パラサイト 半地下の家族」を手掛け、アカデミー賞作品賞を受賞したことで世界的に知られるエンターテインメント企業。映画、ドラマ、音楽、バラエティなど、幅広い分野で圧倒的な存在感を示しており、そのノウハウと技術力は業界トップクラスです。

Chapter-I」の役割と今後の展望

今回の合弁会社「Chapter-I」は、まずはオーディション番組の制作からスタートします。K-POPアーティストの育成は、競争が激しい現代において、新たな才能を発掘し、グローバル市場で活躍できるアーティストを生み出すための重要な戦略です。博報堂のマーケティングノウハウと、CJ ENMのエンターテインメント制作能力が融合することで、これまでにない斬新なオーディション番組が誕生することが期待されます。

また、「Chapter-I」は、単なるアーティスト育成にとどまらず、生活者データを活用したマーケティング戦略にも力を入れていきます。消費者のニーズを的確に把握し、それに応じたコンテンツを開発することで、より効果的なマーケティングを実現し、エンターテインメントビジネス全体の活性化に貢献することを目指します。

博報堂の戦略的提携

博報堂がCJ ENMとの提携を選んだ背景には、変化の激しい現代社会におけるエンターテインメントビジネスの新たな可能性を追求する戦略があります。グローバル化が進む中で、K-POPをはじめとする韓国エンターテインメントコンテンツは、世界中で高い人気を誇っています。このトレンドに着目した博報堂は、CJ ENMとの協業を通じて、日本のエンタメ業界に新たな価値を創造し、グローバル市場での競争力を高めていくことを目指しています。

今回の「Chapter-I」設立は、日本のエンターテインメント業界にとって、新たな挑戦と成長のチャンスをもたらすものと言えるでしょう。今後の「Chapter-I」の活動から目が離せません。

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