9割以上の親が認める!子どもへの金融教育は必要だが、自分自身にも知識不足?投資への興味も高まる

2025-07-13
9割以上の親が認める!子どもへの金融教育は必要だが、自分自身にも知識不足?投資への興味も高まる
ICT教育ニュース

子どもへの金融教育、今こそ始めるべき?親世代の知識不足と子どもの投資への関心

子どもを持つ親世代にとって、将来への不安は尽きないもの。その中で、子どもに金融教育を施すべきかどうかという問題は、ますます重要性を増しています。今回実施した調査では、驚くべきことに9割以上の親が「子どもに金融教育は必要だ」と回答しながらも、「自分自身の知識がまだ不足している」と認める結果となりました。

調査概要

本調査は、20代~60代の子どもを持つ男女1321名を対象に、6月24日から27日にかけて実施しました。子育て世代の金融教育に対する意識や、子ども自身の投資への興味関心について、詳細な実態を明らかにしています。

親世代の金融知識不足

調査結果から明らかになったのは、親世代自身の金融知識に対する不安感です。9割以上の親が「子どもに金融教育は必要だが、自分自身の知識がない」と回答しており、金融教育を子どもに施すための知識や情報が不足している現状が浮き彫りになりました。これは、親自身が金融リテラシー教育を受けていない場合や、投資経験が少ない場合に共通して見られる傾向です。

子どもの投資への関心は高まる?

一方で、子ども自身の投資への興味関心も高まっていることが示唆されました。46.1%の親が「子どもは投資に興味を持っている/子どもと投資について会話したことがある」と回答しており、将来への不安から、子ども自身も投資に関心を持つようになっていると考えられます。しかし、親自身が知識不足であるため、適切な情報提供やアドバイスができていない現状も懸念されます。

金融教育の課題と今後の展望

今回の調査結果は、親世代の金融知識不足と、子どもたちの投資への関心の高まりという、二つの重要な課題を浮き彫りにしました。親世代がまず自身の金融知識を向上させ、子どもたちに適切な情報を提供することが求められます。金融機関や教育機関による金融教育プログラムの充実や、インターネットを活用した情報収集など、様々な方法で金融リテラシーを向上させる必要があります。

子どもたちが将来、経済的な自立を達成するためには、早い段階から金融教育を始めることが重要です。親世代が率先して金融知識を習得し、子どもたちと一緒に学ぶことで、より良い未来を築くことができるでしょう。

まとめ

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