北海道の金融機関が特殊詐欺被害を阻止!1~5月で約2億円超を保護 - 警察まとめ
2025-07-06

47NEWS
北海道の金融機関、特殊詐欺被害を約2億円超も阻止!
北海道警察のまとめによると、北海道の金融機関が、2024年1月から5月までの期間中に、特殊詐欺やSNSを通じた投資詐欺、ロマンス詐欺などの被害を69件、総額約2億1800万円に上る被害を防いだことが明らかになりました。コンビニATMでの被害も含まれています。
近年、巧妙化する詐欺の手口に、高齢者や若年層が騙されるケースが後を絶ちません。特に、SNSや出会い系サイトを通じて親密な関係を築き、金銭を要求するロマンス詐欺や、高配利を謳う投資詐欺は手口が巧妙で、被害に遭うケースが増加傾向にあります。
金融機関の活躍
今回の件で、北海道の金融機関は、不審な振込やATMでの操作を注意深く監視し、被害に遭いそうな顧客に気づき、詐欺の疑いがあることを伝えました。金融機関の窓口担当者が、顧客との対話を通じて、詐欺の兆候にいち早く気づき、被害を未然に防いだケースが多数報告されています。
また、金融機関は、詐欺に関する注意喚起を強化しており、ATMに注意喚起のポスターを掲示したり、窓口で顧客への説明を徹底するなど、様々な対策を講じています。
警察からの注意喚起
北海道警察は、今回の件を受けて、改めて注意喚起を行っています。特に、以下の点に注意するように呼びかけています。
- 知らない相手からの電話やメッセージには、安易に信用しない
- SNSや出会い系サイトで知り合った相手との金銭のやり取りには注意する
- 高配利を謳う投資話には、必ず専門家などに相談する
- 不審な振込やATMでの操作を依頼された場合は、すぐに警察や金融機関に相談する
今後の対策
今後、北海道警察と金融機関は、連携を強化し、詐欺対策をさらに強化していく方針です。詐欺の手口は日々巧妙化しており、警察や金融機関だけでなく、地域住民一人ひとりが詐欺に対する意識を高め、注意を怠らないことが重要です。
今回の件は、金融機関の迅速な対応と、警察の注意喚起が、大きな被害を防いだ一例と言えるでしょう。今後も、北海道の金融機関と警察は、連携して詐欺対策に取り組み、安心して暮らせる社会を目指していくでしょう。