高齢者の健康増進にゲームを活用!玉野光南高校生が体験会を開催し、認知症予防への期待高まる

2025-07-09
高齢者の健康増進にゲームを活用!玉野光南高校生が体験会を開催し、認知症予防への期待高まる
山陽新聞デジタル

高齢化が進む現代において、健康維持・増進は重要な課題となっています。玉野光南高校の情報科3年生は、その課題解決の一助となるべく、高齢者向けの「健康ゲーム体験会」を玉野市宇野の市立中央公民館にて開催しました。

この体験会では、テレビゲームなどを通じて、高齢者の方々が楽しみながら頭と体を活性化できるような工夫が凝らされています。認知症予防効果も期待できるゲームを選定し、参加者の方々には実際に体験していただきました。

なぜゲームなのか?高齢者の健康増進におけるゲームの可能性

近年、ゲームはエンターテイメントとしてだけでなく、リハビリテーションや認知機能トレーニングなど、医療・福祉分野でも活用されるようになってきました。高齢者にとって、ゲームは以下のようなメリットが期待できます。

  • 運動不足の解消:体を動かすゲームは、運動不足解消に効果的です。
  • 脳の活性化:思考力や判断力を必要とするゲームは、脳の活性化に繋がります。
  • 社会との繋がり:オンラインゲームなどを通じて、他の人と交流することができます。
  • 楽しみながら続けられる: 苦痛なく楽しめるため、継続しやすいという利点があります。

体験会の様子:高齢者たちの笑顔と活気

当日会場には、多くの高齢者の方々が参加され、さまざまなゲームに挑戦されました。普段あまりゲームに触れる機会がないという方も、積極的に参加され、笑顔で楽しんでいる姿が見られました。体験会では、玉野光南高校生がゲームの操作方法を丁寧に説明したり、一緒にプレイしたりすることで、参加者の方々との交流も深まりました。

今後の展望:地域社会への貢献を目指して

玉野光南高校生は、今回の体験会を通して、高齢者の健康増進にゲームを活用することの可能性を改めて認識しました。今後は、今回の経験を活かして、地域社会に貢献できるような活動を積極的に展開していく予定です。例えば、介護施設や老人ホームなどで定期的にゲームイベントを開催したり、高齢者向けのゲーム教材を開発したりするなど、様々なアイデアが検討されています。

高齢化社会における健康課題の解決に向け、若い世代のアイデアと行動力が、新たな希望をもたらしてくれるかもしれません。

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