【速報】新車販売上半期ランキング:ホンダN-BOXが4年連続首位!日産自動車はトップ10圏外…13年ぶりの苦戦
2025-07-04
読売新聞
2025年上半期(1月~6月)の新車販売台数ランキングが発表され、ホンダの「N-BOX」が4年連続で首位を獲得しました。一方で、経営不振にあえぐ日産自動車は、トップ10に1台もランクインできず、12年ぶりとなる厳しい結果となりました。日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会がデータを公開しました。
N-BOXの圧倒的な強さ
今回のランキングで、N-BOXは合計23万8677台を販売し、その人気は健在です。コンパクトなサイズでありながら、広い室内空間と使い勝手の良さが、ファミリー層を中心に支持を集めています。軽自動車市場での圧倒的な存在感を示し、今後もその勢いは続くと予想されます。
日産自動車の苦戦と課題
日産自動車は、巨額の赤字を計上しており、今回のランキング結果は、そのブランド力の低下を浮き彫りにしました。トップ10に1台もランクインできず、13位の「ノート」が最高位という結果は、市場における競争力の弱さを物語っています。ノートの販売台数も前年同期比で18.1%減を記録しており、さらなる改善が必要です。
上位ランキングの概要
- 2位:トヨタ ヤリス (18万1295台)
- 3位:トヨタ ヴィッツ (15万4906台)
- 4位:ホンダ フィット (13万8747台)
- 5位:スズキ スイフト (12万336台)
- 6位:トヨタ ルーミー/タンク/トール/ジャスティ (11万5555台)
今後の展望
自動車市場は、電動化や自動運転技術の進化など、大きな変化の波にさらされています。日産自動車は、今回のランキング結果を真摯に受け止め、ブランドイメージの回復と競争力強化に向けた具体的な戦略を打ち出す必要があります。また、ホンダをはじめとする各自動車メーカーは、顧客ニーズの変化に対応した新車種の開発や、既存車種の改良などを通じて、さらなる市場シェアの拡大を目指していくでしょう。
今後の自動車業界の動向から目が離せません。