【悲惨な現実】海・川での水難事故、14歳男子高校生も犠牲…6月以降に6件発生!保護者の監督を強く要請
2025-07-07
産経新聞
今年もまた、子どもたちが海や川で水難事故に遭い、命を落とす痛ましい事態が相次いでいます。神奈川県藤沢市の海岸で海水浴中に溺れて搬送され、治療を続けていた男子中学生(14歳)が7日、残念ながら亡くなったことが確認されました。
今回の事故は、今夏の水難事故のほんの一例です。6月以降だけで、少なくとも6件もの水難事故が発生し、計6人の子どもたちが犠牲になっています。多くの場合、子どもたちが一人で川や海に近づき、悲劇的な事故につながっています。
事故現場となった自治体の担当者は、強い口調で注意を呼びかけています。「危険な場所に子どもたちを一人で近づけないようにしてほしい。保護者の方は、子どもたちの行動をしっかりと見守り、安全確保に努めてください」と、保護者への監督を強く要請しています。
水難事故を防ぐために、私たちができることは?
- 子どもを絶対に一人にしない: 海や川に子どもを連れて行く際は、必ず保護者が付き添い、目を離さないようにしましょう。
- 危険な場所を認識する: 流れが速い場所、深すぎる場所、岩場など、危険な場所を事前に把握し、子どもが近づかないように注意しましょう。
- 遊泳禁止区域を守る: 遊泳禁止区域には絶対に入らないように指導しましょう。
- 天候に注意する: 天候が不安定な場合は、海や川での遊泳は控えましょう。
- 水泳の練習をする: 子どもに水泳の練習をさせ、万が一溺れてしまった場合に備えましょう。
今回の痛ましい事故を教訓に、子どもたちが安全に水辺で楽しめるように、保護者、学校、地域社会全体で注意を払い、水難事故の防止に努めていく必要があります。子どもたちの命を守るために、今こそ行動を起こしましょう。
藤沢市での水難事故は、今後も同様の事故が発生しないよう、安全対策の強化と啓発活動の徹底が求められています。